もり小児科院内便り みどりまちキッズ
【医師より】
伝染性紅斑(りんご病)、百日咳、マイコプラズマや溶連菌などさまざまな感染症がいますが、特別流行している疾患はありません。
【看護師より】
7月25日は「世界溺水防止デー」とされているのをご存じですか?
毎年よくプールや海での水の事故をニュースで耳にすると思いますが、実は家庭での水の事故が約8割を占めています。
溺水事故が発生した状況
子どもは音を立てずに、静かに溺れる場合もあり、ほんの少しの時間でも目を離していると、子どもの溺れに気付けない可能性があります。

<<事故防止のためのポイント>>

1.家庭内での溺水防止(0〜1歳で多発)
  1)子どもの見守り
    1.大人が洗髪する際には、子どもを浴槽から出すようにする。
2.子どもは大人の後に浴室に入れ、先に浴室から出すようにする。
3.子どもだけで入浴させないようにする。
  2)浴室等の水回りの環境づくり 
    1.子どもが小さいうちは、浴槽の水を抜くことを習慣にする。トイレの便器の蓋は閉じておくようにする。
2.洗濯機、洗面器、バケツに水をためたままにしない。洗濯機にはチャイルドロックをかける。
2.海・川・プール等での溺水防止(5歳以上で多発)
  1)海
    1.ライフセーバーや監視員等がいるなど、適切な安全管理が行われている海水浴場を利用する。ライフジャケットを着用し、遊泳禁止となっている場所では絶対泳がない。
2.Keep Watchを心掛け、子どもから目を離さずに手の届く範囲で見守る。
3.離岸流が発生しやすい場所には入水しない。
  2)川
    1.ライフジャケットを着用する。
2.風雨、落雷等の天候不良時や上流で雨が降っている時などは、川に近づかない。事前に放流情報を確認し、サイレンが鳴ったらすぐに離れる。
  3)プール
    1.プールへの飛び込みや、排水溝には近づかない。
2.遊具や台の下に潜らない。

【受付より】
おたふく生ワクチン2回目接種予約の受付を再開しています。未接種の方は、ぜひご予約下さい。
▼2025年12月2日から保険証はマイナ保険証へ移行します。ご来院の際は、マイナンバーカードをご持参下さい。
【今月の土曜日午後担当医師】
7月5日、19日 森
7月12日、26日 木下

7月4日(金) 木下終日不在
7月21日(祝) 休日当番日

 <<ライフジャケットの基準と認証>>
ライフジャケットの基準と認証

子どもにおすすめのライフジャケット

<<溺れている人を見つけたら!!>>
海でおぼれている人を見つけたら

注意!! 溺れている人を助けようと、水の中に入ることは絶対にしないで!!
一緒に溺れてしまい、二重事故になってしまう可能性があります!
 救助活動によって命を落とすケースも珍しくありません。